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こころとからだの関係性

2021.01.19

今年が始まって2週間たちました。

ありがたいことに沢山の患者さんを診させて頂いていますが、改めて思ったことがあります。

 

1つ目は「こころ」と「からだ」は繋がっている。

2つ目は「こころ」のコントロールは「からだ」からアプローチする。

これをちゃんと理解することで、症状と上手に付き合うことができるなぁと改めて思いました(^^)

ザックリ言われてもピンと来ないと思うので、少しまとめてみたいと思います。

 

まず、「こころ」と「からだ」は繋がっている。

これは気持ちの問題が身体に表れるということですね!

例えば、レモンや梅干しを頭の中で思いだしただけで唾液ができてますよね?

このように何かを思い出したり、考えるだけで身体には影響を与えるということです。

もちろん、何かの発表など緊張するシーンで足が震えたり、胸だドキドキすることもこれにあたります。

ただ、その状況でなく思いだす、考える”だけ”でも影響があるということが1つのポイントです!

 

次に「こころ」のコントロールは「からだ」からアプローチする。

ストレスや考え事、嫌なことがあると症状が悪化する方。

反対に気持ちの整理ができたり、精神的に解放される、気持ちが落ち着いていると症状が緩解傾向になる。

このような方は心や気持ちの問題が中心となって症状に関係しているということです!

 

そんな時に…

『考えない方がいい!ポジティブ思考がいい!!忘れちゃうのが一番!!!』

そのように考えたり、アドバイスをする人がいると思いますが私はおススメしません。

それで解決できたなら、もうとっくに解決してると私は思っています。(笑)

 

では、どんな方法をおススメするかというと「こころ」の問題は「身体」からアプローチをすることをおススメしています!

具体的には身体を動かすこと。

散歩、ランニング、ヨガ、ストレッチ、筋トレ、自転車…と色々ありますが、予定に組み込み習慣的に行うことが重要です。

すぐに効果はでないかもしれませんが、1,2週間続けてみるといいと思います。

 

また、痛い場所があって身体を動かせない!

そんな場合は、絵をかく、字を書く、裁縫、パズルなどでもいいかと思います。

 

 ポイントは「こころ」の問題を「こころ」で解決しようとしないこと!

「身体」の動きを伴うことを持続しておこなう中、症状に変化がでてきて少し「こころ」に余裕が生まれてくる。

すると「こころ」の余裕が、症状にいい変化をもたらす。

さらに「こころ」に余裕が生まれて…といったように徐々にいい方向に向かってきます!

 

是非、試してみて下さい(^^)