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盛者必衰の理

2015.11.18

平家物語の冒頭に…

 

”祇園精舎の鐘の声…盛者必衰の理をあらわす”

 

なんて言葉があります。

”盛者必衰の理”とは盛んな物は必ず衰えるという意味です。

この言葉まんま東洋思想なんですよね。

(学生時代にそーゆー視点で学びたかった笑)

 

平家物語は鎌倉時代に成立したとされています。

当時の日本は東洋思想が根本哲学。

 

盛んであれば、いつか衰える。

晴れの日があれば、雨の日がある。

夏がくれば、冬が来る。

このように変わらないことはない。

常に変化をしていくわけです。

 

ですが、その中にでも変わらない事がある。

それは循環し続けること。

変化をしつつ、循環し動きの中で平衡をとる。

 

普遍的な考え。

素晴らしいね~(笑)