今日は大雨の予報です。
そして、気温が急上昇するようですね。
こんな時は”風邪”になりやすい状況なんです。
それを東洋医学的に説明していきます。
まず、風の向き。
この季節は北風が普通(実風・順風)です。
ですが、今日の気温が上がる昼間は南風の予報。
これは東洋医学では虚風・逆風といいます。
この虚風・逆風は悪さをする”邪”と考えています。
各個人に合わせて悪影響を起こすのです。
では、どんな影響なのか。
風邪の特徴は
1)上部・表を攻め、汗をかかせる
2)動を主る
3)百病の長 …etc
要約すると、
”上半身や表面で身体を守っている衛気(えいき)を攻め、汗をかかせる。
また、めまいや痙攣をおこし、他の邪が侵入しやすい状況を作る”
こんな感じです。
昼間上半身を攻め汗をかかせ、気温が下がった頃に風邪と寒邪が協力し、攻めてくる。
汗をかきすぎる状況は、身体の守りを弱くなっていると考えます。
ですから、対策としては
昼は、汗をかきすぎないように服装を細目に調整する。
そして、寒いと感じる前に暖かい格好をする。
東洋医学も緻密な理論があるんですよ。