昨日は(一社)北辰会本部定例会に行ってきました!
午前中は講師養成クラスにて実技指導を受けてきました。
去年度までの対象者は講師候補のみですが、今年度から講師も希望したら受けられるようになりました。
人数に制限はありますが、貴重な機会ですので来年度以降も継続して行ってほしいですね!
内容は、軽い問診と全身の体表観察をして治療をおこないます。
が、治療に制限があって打鍼縛り!
この縛りがまた勉強になるんですよね♪
最初は患者役になって治療を受けます。
ペアは祖父江匡晃(そぶえまさあき)先生。
祖父江先生は名古屋の名古屋市内で鍼灸薫風堂の院長をされている先生です。
※鍼灸薫風堂のHPはこちら
私は風邪の症状があったので、その治療をしてもらいました。
問診・体表観察をして治療するのですが、そこで
「毫鍼(普通の鍼)なら〇〇なんだけど…打鍼なら〇〇に治療ですかねぇ…」
と、講師の油谷先生にご相談。
そこで、色々と指導が入りその後、講師の先生が見ている中治療し、身体の変化を診ます。
治療の評価をし、意見交換をした後に油谷先生が治療をして下さいました。
そこで、講師の先生がどのような意識で治療したのか。
なぜ、そうしたのかを指導してくれるんです!
講師の先生が臨床の中でどう考えているのかがわかる滅多にない機会。
非常に勉強になりました。
次は、私が祖父江先生の治療をする番です。
先生はその日の早朝に腰を痛めたそうで、簡単な問診と体表観察をして、
『ここ数日の睡眠不足とイライラがある中、冷えが入った腰痛』と診断して講師の足立先生にご相談。
私なりの治療候補と2つほど提示し、先生のご意見を伺い…では治療をしようとした時に。
藤本新風代表に声をかけて頂き、またご相談。
代表が脈を診て、
「これは〇〇がポイントやな!」
その後お腹を診て、
「おれなら〇〇だな、この反応診える??診えないなら最初の所がいいな!」
とアドバイスを頂きました。
そこで足立先生と確認し、指導を受け、反応を捉えれたので代表提案の経穴に治療をしました。
一回治療をして、体表を診ると変化はあるけどもうちょっと。苦笑
そこで治療を見ていなかった代表が脈を診て、「これは、重いんや!動いてるけど、動ききれてないなー。もう一回。笑」
っというわけで。笑
指摘された点を意識して治療をし、足立先生、代表から合格点をいただきました。
改めて、脈診の奥深さを感じました。
この代表が12月に東京で代表講演をおこないます。
※詳しくはこちら
興味のある方はぜひ参加して下さい!
っと長くなってしまったので午後の話はまた次回。笑