前回がちょっと長くなってしまったので、今日は先日17日勉強会の午後のお話です。
先日の勉強会では午後からも実技!
(講師養成クラス以外の先生は経穴解説の座学でした。)
基礎実技で腹診と空間診、それと取穴として申脈、照海、足臨泣で、3時間を超える実技なので、前後半に分けて行われました。
前半は各務祐貴先生。後半は山本克仁先生に指導をして頂きました。
前半のペアの先生は長屋亨先生。
長屋先生は会長の治療院である藤本漢祥院で3年間内弟子をしていた先生で、現在は名古屋市内で開業しています。
※長屋鍼灸院のHPはコチラ
長屋先生はとても繊細な先生で、タッチは優しく繊細なのですが、鋭い面もあり重要なポイントはしっかりと診るといった感じの印象でした。
私が触らせて頂いた時は、腹診で苦手な場所の診かたを各務先生に指導して頂きました。
コツを掴めたので、自分のお腹で試しつつ、臨床の場で再現をしていきたいと思います。
実技後半は、油谷洋代先生とペアになりました。
後半は取穴を中心に実技を行いましたが、
『取穴をし押手を作る』
この流れの中で油谷先生と山本先生で異なる感覚がありました。
照海穴の際、油谷先生は押手をするだけで「ぐぅ~」っと集まっていく感覚。
山本先生は集まりつつ、解放されていくような感じでした。
どちらがいいとかの話ではなく、同じように押手をしているだけでも、経穴の捉え方、意識によって大きく変わることを再確認し大変勉強になりました。
また、私が術者側でやる際に、山本先生から肘の使い方と手首の使い方の指導を頂きました。
充実の週末!!