昨日は、(一社)北辰会本部エキスパートコースに行ってきました!
エキスパートコースは年5回行われる上級コース。
今回も充実の内容でした。
午前中は竹本喜典先生と島内薫先生よる臨床方剤学講義。
竹本先生は医師ありながら東洋医学に取り組む先生で、漢方を処方積極的に行っています。
島内先生は薬剤師と鍼灸師の免許を持つ先生で、膨大な知識がある先生です。
今回は「芍薬から見た処方」という講義を竹本先生がしてくださりました。
肝の病症を中心に芍薬がどんな意味合いで使われているのか。
また、中国の書籍から少し変わった解釈も紹介していただき、大変勉強になりました。
漢方の勉強も進めていますが、まだまだやることはいっぱいあるな…。
そう感じました。
島内先生は芍薬と桂枝についてのお話で、竹本先生とはまた違った視点でのお話しでした。
午後は
竹下有先生による、症例報告 「前置胎盤、再生不良性貧血」「乳幼児のアトピー性皮膚炎」
奥村裕一先生による「日本における中医鍼灸の受容とその役割」~北辰会の立場から~
副代表講演 藤本新風先生による各種鍼法の使い分け
の豪華3本でした。
竹下先生は普段から大変お世話になっている先生で、今回の症例2本の話はリアルタイムで経過を聞いていました。
1つ再生不良性貧血という血液が作られにくい、また出血したら止まりにくい方が、
前置胎盤という出血が起きやすい状態で妊娠している方の症例。
鮮やかに改善し、自然分娩で出産していました。
もう1つは、9カ月の男の子のアトピー性皮膚炎の症例。
5ケ月でつるつるの肌になっていました。
素晴らしい症例でした。
奥村先生の講義は、正直難解な内容でした。
ですが、勉強のとっかかりとなる部分が盛りだくさん。
「わかったら、めちゃ楽しそう!!!!!」
という衝動を焚きつけられました。(笑)
最後は藤本新風副代表による刺鍼の解説と披露。
いつ見てもうっとりするような刺鍼実技でした!
終わった後は…お酒。
充実の週末。来週は関東の勉強会。今から楽しみです。