昨日は(一社)北辰会本部エキスパートコースに行ってきました!
東京は最近寒い日が多いですが、関西は日差しも強い中に湿気もあり、夏っぽかったですね。
午前中の講義は「准講師・講師養成コース」で刺鍼実技。
このコースは准講師と正講師限定で行われる実技班で、少人数で刺鍼実技を指導して頂けるクラス。
私は藤本新風先生の班でした。
鍼を刺すには、刺手と押手のそれぞれの役目があります。
刺手で衛気を意識して、どんな風に経穴(ツボ)に近づけるのか。
押手で経穴(ツボ)をどのように保持するか。
さらに、この2つを意識・作業を連動させて「いい刺鍼」となります。
今回の実技指導で、発見・気づき・課題を山ほどもって帰ってきました。
午後の前半は先日行われました、東洋医学会で症例発表した症例の解説。
乳がんの3症例を、医師の村井先生が治療し、素晴らしい効果をあげた症例です。
鍼灸治療をしてから、乳がんが小さくなった症例などの症例があり、改めて鍼灸・東洋医学の可能性を感じました。
次に、藤本新風生成による「常用兪穴刺鍼実技」
今回は天枢・公孫・陰陵泉の刺鍼でした。
午前中に新風先生から指導を頂いていたので、よりポイントを意識して実技を見ることができ大変勉強になりました。
最後は「応用実技」
堀内先生の班で指導をして頂き、私が見落とす経穴の反応を指導して頂きました。
1日をとして「衛気」への意識、理解が乏しいことを痛感した勉強会でした1