11日・12日に行われました冬季研修会に行ってきました!
場所は熱海にある大月ホテル和風館。
講義開始時間は10:30からで、東京方面、関西方面からくるのは少し早いと思いますが、朝から沢山の方が参加していました。
朝の講義は本部正講師の山本克仁による「打鍼術の基礎」
「アウエーやな。笑」とおっしゃっていましたが、微塵も感じさせない講義。
北辰会方式の概要から、鍼を持つ姿勢、打鍼の基礎知識を濃縮した内容。
笑いと熱意が絶妙のバランスの講義でした。
午後の最初の講義は2つに分かれます。
冬季研修会で実技指導をする先生方は刺鍼クラス臨床偏
それ以外の先生方は講師登用試験解説。
私は、刺鍼クラスに鍼枕として参加しました!(笑)
学生の時、最初は鍼の練習は人体ではなく、枕に刺して練習をします。
それを鍼枕といいますが、今回は刺鍼を受ける患者さん役として横になっていました。
鍼を受けているだけ思われるかもしれませんが、それは違います。
沢山の先生の鍼を受け、左手の使い方、鍼の持って生き方、刺し方、体の動かし方…etc
その先生の個性があるのでそれを感じ、勉強できるとても貴重な機会なんです!
今回も大変勉強になりました。
次の講義は、藤本新風副代表により「古代鍼講義・実技デモ」
古代鍼とは刺さない鍼で、アプローチをする場所は衛気から皮膚に接触する程度となります。
この衛気とは体を守るためにでているもので、皮膚から離れたところまであるとされています。
例えば、気配を感じる、見られている気がする…というのは東洋医学では衛気が察知していると考えています。
ですから、見えないところを意識して鍼を持っていく。
この見えない世界を図を使って大変わかりやすく講義して下さいました。
1日め最後の講義は3つの班に分かれて実技。
私は古代鍼・打鍼実技班にて講義を受けました。
講師は水本先生。また、受講者の先生がたもベテランの先生が多く、大変大きな学びとなりました。
この後は宴会、さらに21時~23時まで自主勉強会と濃厚な1日。
2日目に続きます!