先日24日(日)は私が所属する(一社)北辰会支部定例会に行ってきました!!
場所は新宿にあるAP西新宿です。
今年度の定例会は一日実技ということで、私は学生班の講師として参加しました。
学生は15名おり、学校も年齢も性別もさまざまでとても楽しく指導させていただきました。
今月の実技は腹診というお腹を診るものと、原穴診という手足にある原穴という経穴を診るものでした。
腹診に関してはまず、他人のお腹に触る機会は鍼灸学生とはいえ回数はさほど多くないはハズ。
ですが皆さん丁寧に触ることができており、とても驚きましたね!
腹診を教えていて印象的なことは、認識するのが得意な反応と苦手な反応が明確にあるということでした。
ですが、手を取って一言アドバイスをするとわかるんですね~(笑)
そして決まって…「言われたらあるような気がする。」といいます。
この現象は間違え探しと似ていると思っていて、いわれると違うとわかるが意識していないと20分見ていても気が付けない。
これと同じようなことが起きていると思っていて、意識をするとわかることって多いな~っと思っています。
次は原穴診は手足にある、原穴を触り虚実を診る診察法です。
お腹と違い、手足の経穴は小さく、その小さいところを診ようと意識が小さくなります。
すると、反応はわかりにくくなるのでポイントはお腹を触る時のような感じで手足を触ること。
広いお腹を触るように手足を触ることで、認識する範囲が広くなることで、小さい経穴を認識しやすくなります。
難しい感じがしますが補助輪がない自転車に乗るようなもので、初めは…
バランス、ブレーキ、足を漕ぐ、周りを気にする、曲がる…などと色々気にしないといけませんが、慣れると身体の感覚で勝手にやってしまうものなんですよね。
回数をこなして早く慣れてほしいですね。