柏院予約

脈診について その2

2014.11.30

ここまでの話。

脈診について

 

今回は脈を診る東洋医学的な意味について。

まず、なぜ診ているのか。

 

身体の体力。

病気の勢い。

侵されてる邪の種類。

歪みの中心。

 

ざっとこれらを知る為に診ています。

昔の人たちは、今のように血液検査やレントゲンがない中、身体の中の状態を知るために人間の身体をよく観察しました。

その中で病人によって脈が違う事に気がつき、その種類を約30種類に分類。

それを指標に治療を行いました。

 

脈がそんなに違うの?

と思うかも知れません。

私も鍼灸の学生の時疑っていました。

が、今ではその違いがわかります。

 

今も昔も人間の身体は変わりません。

真剣に治療をしていた人達の経験に嘘はない。