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胃カメラで「異常なし」なのに痛い…その正体は?機能性ディスペプシアと東洋医学の知恵

2026.04.13
「胃がもたれる、キリキリ痛む、なんなら食べるのが怖い……」 そんな状態で決死の思いで胃カメラを飲んだのに、お医者さんに「異常なし!ピカピカですよ」と言われる。

これ、めちゃくちゃ「あるある」なんです。 でも言われた本人は「いやいや、このしんどさは気のせいじゃないって!」と、やり場のない怒りと不安でいっぱいになりますよね。

「一生このまま、美味しいものも食べられないのかな……」なんて、暗いトンネルに入ったような気分になっている方も多いと思います。

 この「検査で異常がないのに不調」っていうのが、最近よく聞く「機能性ディスペプシア(FD)」ってやつなんですね。

 

一般的には「検査で異常がない=健康(または気のせい)」と思われがちですが、東洋医学の視点はちょっと違います。

実は、「器(胃袋そのもの)」が壊れていないだけで、「機能(動き方)」が不具合を起こしているだけと考えます。

  • 病院の検査: エンジンが割れてないか、ボディーに傷がないかをチェックする。

  • 東洋医学の視点: ガソリン(エネルギー)は足りてるか? 電気系統(自律神経)はショートしてないか? を診る。


つまり、胃カメラで「きれい」と言われたのは、単に「部品は壊れてない」というだけ。車をスムーズに走らせるための機能面で不具合を起こしているワケです。車も、ガス欠や配線ミスがあれば、

そりゃ、走りませんよね(笑)

これと同じことが、あなたの胃で起きているワケです。

 

じゃあ、なんでそんな「バグ」や「渋滞」が起きるのか。理由は大きく分けて2つあります。

① エネルギー不足(脾虚:ひきょ)

胃を動かすための「気(ガソリン)」が足りない状態です。疲労の蓄積や、胃腸炎の後に体力が戻りきっていないと、胃は「動く力」を失って、食べ物を下に送れなくなります。

結果:ずっと胃が重い、すぐ満腹になる

 

② ストレスの直撃(肝気犯胃:かんきはんい) これが現代人にめちゃくちゃ多い! ストレスを司る「肝(かん)」という部署が、隣の「胃」に対して「おい、もっと働けよ!」とか「いや、今は動くな!」とか、無茶苦茶な命令を出して「胃」を攻撃すると考えます。メンタルが胃をボコボコに殴ってる状態ですね(苦笑)。

 結果:キリキリ痛む、ムカムカする、知覚過敏!

 

東洋医学は、この「内臓同士の力関係」を読み解くのが本当に得意なんです。

 

「じゃあ、どうすればいいの?」って話ですが、東洋医学(鍼灸)の目的は、薬で無理やり痛みを消すことじゃありません。

「胃のリズム(上下の動き)」を本来の形に戻して、渋滞を解消することなんです。

ツボを刺激して「気」の巡りを整えると、不思議なことに、ガチガチだった胃の緊張が緩んで「あれ? なんか今日食べられるかも……」という瞬間がやってきます。 無理やり動かすんじゃなく、身体が自ら「あ、こうやって動けばいいんだっけ」と思い出す。この自然なプロセスが、東洋医学の真骨頂なワケです。

 

「機能性ディスペプシア(FD)」という病名は一つですが、原因は人それぞれ。 冷えが強いのか、水が溜まっているのか、それともイライラが止まらないのか。東洋医学は「病名」じゃなくて「今のあなた」を見て、オーダーメイドで歯車を合わせていきます。

「専門的な治療もいいけど、今すぐ何かしたい!」という方へ。 ハードル低めの養生、置いときますね。

・とにかく「30回」噛む(最強) 

口は「第一の消化器」です。ここで細かくすれば胃の負担は激減します。これだけで胃のエネルギー消費を大幅にカットできます。

・体重計にのらない 

食べれず、最初は痩せて喜ぶ人もいますが症状が長引くとその「痩せる」が怖くなります。食べないと痩せる!食べれるか不安!!そんな気持ちが余計に胃を緊張させちゃうわけです。なので、自分から不安を作ることになる体重計にならないのが得策です。

・食後15分、トボトボ歩く 

東洋医学では「手足を動かせば胃も動く」と言います。激しい運動は不要。お散歩程度で「気」が巡り出します。

 

最後に。 「異常なし」は、絶望の言葉じゃありません。 「器は壊れていないんだから、巡りさえ整えば必ず元に戻れる」という、希望のメッセージなんです。

あなたの胃は、渋滞しているだけ。 焦らず、歯車さえ噛み合えば、また美味しく食べられる日は必ず来ます!1つずつ変えていきましょう。