6月は梅雨の季節。
この時期になると胃腸の不調、ダルい、やたらと眠い、むくみが気になる…etc
このような病気と言えない症状に悩まされていませんか?
季節や天気によって身体に不調が起きることを季節病・気象病といい、近年注目されています。
ですが、悩まされている方の多くは検査などでは異常が発見されず、対策がないのが現状です。
西洋医学でお手上げ…そんな時こそ東洋医学の出番!
東洋医学の考え方の1つに天人合一というあまり馴染みがない考え方があります。
ざっくり説明すると…
「身体は自然界の変化の影響を受ける」
という考え方。
ですから、湿気が多くなる6月は体内の湿気も多くなり、それによって様々な症状がでる。
このように考えるので季節病・気象病に対応可能なのです!
(2000年以上前から想定内ってことですね!)
東洋医学では余分な水・湿気を湿邪(しつじゃ)と考え、胃腸に影響を与えやすいと考えます。
湿邪の特徴は冷やし、下に溜まりやすく、停滞し、粘りが強いこと。
胃腸は”土”の特性があると考え、食べたものを消化しエネルギーを作る場所と考えます。
そんな湿邪が胃腸(土)に溜まるとどうなるのか?
胃腸が湿邪でびちゃびちゃになり、エネルギーを作りにくくなります。
例えるなら、土が水浸しになり植物が育ちにくい状態。
そんな状態だと当然胃腸は本来の働きが出来ず、下痢や食欲不振を引き起こします。
またエネルギーが作りにくく湿邪の停滞しやすい、粘りの特徴で全身に運ばれない…
そうすると、ダルかったり、眠くなったり、むくみやすくなります。
そんな水浸しの土を改善する方法を紹介していきます。