
ここまでの話。
今回は ウナギの効能について。
で、お話しましたが”平賀 源内(ひらが げんない)”の提案で食べるようになったウナギ。
そのウナギにはどのような栄養があるのでしょうか。
西洋医学的な立場で説明をすると、
ビタミンAが豊富に含まれており、他にタンパク質、ビタミンB群、ビタミンD,鉄分etc…
沢山の栄養が含まれています。
東洋医学的な立場で説明をすると、
微寒(やや冷やす)で潤し、補虚益血(ほきょえきけつ)
となっており、身体をやや冷やし、潤いを与え、パワーと栄養を補給する。
東洋医学の説明はわかりにくいので補足すると、
夏は身体が熱くなり、汗を多く流すので水不足になります。
なので、身体を冷やし、潤いを与え、汗と共に流れるエネルギーを補う効果があるウナギを食べる。
と、なっています。
平賀 源内が提案した江戸時代ではもちろん東洋医学的な考え方中心。
「うなぎ屋に頼まれて考えた」
とされていましたが、本草学の知識があった平賀 源内はその知識をもとに提案したと私は考えています。
じゃないと現代まで続く文化にはなっていない!
…そう思いませんか?(笑)