
ここまでの話。
この記事を書き始めたら、台風が直角に曲がり明日は上陸の予定です。(笑)
そんなことには負けずに書いていきます‼
前回は色々と細かいこと書きましたが伝えたいことは、
「暑いから色々な症状がでる」
というところで止まるのではなく、
状態+条件で色々な症状がでたり、症状の軽重が決まるということを理解してもらえたらと思います。
今回は難し話はやめて、前回紹介した『皮膚が緩み、腠理が開く』という特徴について少し掘り進めたいと思います。
身体の熱を逃がすために腠理(汗腺)が開き、汗をだすわけです。
これは言い換えると、門や扉が開いている状態であり、侵入しやすいとも言えます。
こんな時に急に気温が下がる、またはエアコンで冷えてしまうとどうなるのか。
門が開いているので簡単に侵入し、普段より強く冷えの影響を受けてしまう、感じてしまうのです。
患者さんと
「今日は30度だから涼しいですね~。」
という奇妙な会話が交わされるのも、このせいです。
また、普段から大量に汗をかいてるせいで『気』の不足が若干ある為に、余計に冷えを感じてしまうこともあります。
なのでこの時期、急に温度が下がる日はとても注意が必要。
明日の東京の最低気温は21度。
今晩は冷えに注意して寝て下さい。