
身体の水の流れと腎の特徴。
こちらにも書いてあります。
以前お話したように”腎”は尿の生成と排出に関与しています。
ですから、腎が弱ると身体の水を上手く出すことが出来ずに”水邪・湿邪”が溜まるわけです。
腎が弱ると他にこのような症状がでてきます。
・髪がうすくなる、乾燥し艶がなくなる。
・歯が弱く、もろくなる
・呼吸が浅くなる、動くと呼吸が苦しくなる
・便秘、下痢になる
他にもありますが、わかりやすい所でこの4つを上げました。
”腎の弱り”を簡単に・わかりやすく説明すると年をとると目立ってくる症状。
年をとると髪がうすくなったり、白髪が増えたり。
歯が抜けて入れ歯が必要になったりしてきますよね。
ですから、精力の減退や耳の異常なども出てきます。
呼吸や排便については”腎”の封臓(ふうぞう)作用が関係してきます。
封臓とは”しまいこむ”働き。
呼吸は東洋医学でも”肺”が行っていますが、深く吸うことは”腎の働き”と考えます。
”肺”が吸った空気を深くまで”しまう”わけですね。
排便についても同様。
これは排尿も同じですが、便・尿が漏れないように”しまう”わけです。
ですから、腎が弱くなると呼吸や排便の異常が起こるわけです。
”腎”が弱ってる人のオススメ養生法!!
バランスのいい食生活と足腰を鍛える。
腎の力は生まれつきの力といい換えれます。
正しい、バランスのいい食事で生まれつきの力を消耗しにくくします。
また、年をとると足腰が弱くなるといいますよね?
これは”腎”の弱りがでていると考えられます。
『腎の弱り→足腰の弱り』としてでているわけです。
ですから、『足腰の健康→腎の健康』と考えて”腎”の健康を保つ。
ぜひお試しを。