当院に来院される多く方が困っている症状に対して漢方を飲んでいます。
『〇〇をだされて、それを飲んだら症状が楽になった!』
『〇〇を飲んだけど、変化ありませんでした。』
『以前は〇〇が効いていたけど、今回は〇〇飲んでも効果がなくて...』
問診をしているとこのような話を聞く機会が年々多くなっています。
この話は非常にありがたい情報であり、
『〇〇飲んで良くなったけど、どの症状は残ってますか?』
『〇〇は効果がなかったけど、体調の変化はありましたか?』
『今回は効果がないようですが、今回はどのような環境で症状がでました?』
などなど、飲んだ漢方をきっかけにより深い問診ができることができます。
また、この返答によっては原因や病邪の種類を推測することができるのです。
(鍼灸の専門学校では学ばないので、自力で学ぶしかありませんが…)
私は漢方のスペシャリストではありませんが、よく聞く漢方の大枠はわかるし、少なくても本を調べることでその漢方の大枠は理解できます。
同じ東洋医学の漢方は理論はつながる面がありますが、漢方を飲んでその効力を全身にいきわたらせるのと、鍼灸で経穴と経絡を通して全身にいきわたらせるのは大きな違いがあります。
なので、漢方で良くならなかった人、漢方でよくなりきらない人にぜひ鍼灸も試してもらいたいです。