以前、この時期に体調を崩すは余分な水が関係することがある。
そんなお話をしました。
東洋医学で”余計な水”が増える大きな要素に飲食が関係します。
胃腸の働きやキャパを超えた量の飲食をすると”余分な水”が増します。
また、”余分な水”になりやすい食べ物もあります。
もち米で出来ている、お餅やおせんべい、脂っこいもの、甘いものは胃腸の働きを塞ぎ機能を低下させます。
このようなものを良く食べていると、”余分な水”が形成されやすくなります。
ここで、胃腸の働きというと私たちは”胃腸”と考えてしまいますが、消化の始まりは”胃”ではありません。
本当は”咀嚼”から始まっています。
よく噛むことで粉々になった飲食物は胃の消化を助けるのです。
このように考えると、麺類はあまりかまなくても飲み込んでしまう。
そうなると麺類も”余分な水分”を作る食べ物になります。
この時期に体調を崩しやすい人には食べ物の量、食べるものを気を付けることで”余分な水”ができにくくなり、体調を崩しにくくなっていきます。
胃腸が調子がイマイチと感じる方は、よく嚙んで食べることはしてみてはいかがでしょうか。