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東洋医学のため息

2015.04.28

東洋医学のため息について。

 

人間の身体は常に呼吸をしています。

ほぼ無意識的に一定のリズムで絶え間なく行われています。

 

西洋医学では肺が大気中の酸素を取り込み、二酸化炭素を排出します。

東洋医学では‘肺の臓’が天空の清気を取り込み、体内の濁気を排出します。

 

同じようにみえて少し違う。

東洋医学の呼吸は‘肺の臓’のみで行うのではなく、‘臍下丹田’(せいかたんでん)まで吸い込む。

‘臍下丹田’とは臍の下のこと。

お腹の奥深くまで吸い込んで、身体中のいらなくなった物(濁気)を排出。

 

このようにして身体の余分なものをだしています。

‘肺の臓’のみで行っている浅い呼吸では、余分なモノを出し切れない。

ため息は溜まりすぎた余計なモノ、余計な考えをだしている身体のサイン。