柏院予約 吉祥寺院予約

身体の水の流れと肺の特徴

2016.04.06

身体の水の流れと”肺”の特徴。

詳しくはこちらに書いてあります。

 

以前も書いたように、東洋医学の”肺”は呼吸だけの役割を持っているわけではありません。

水の排出に大きく関わっています。

身体が行う水の排出は大きく分けて”発汗・排尿・排便”の3つ。

この3つに肺は関わっています(排便に関しては補助的にですが)

ですから、肺の機能低下があると”水”の症状がでてくるわけです。

 

”水”の症状以外にはこのような症状がでてきます。

 

・咳、喘息などの呼吸器の異常

・アトピー、蕁麻疹などの皮膚の異常

・声が出にくい、声に力がないなど発声の異常

 ・寒気、風邪をひきやすいなど風邪症状の出現

 

大きく分けてこの4つの症状がでてきます。

この4つの症状だから短絡的に”肺の異常”とすると失敗します。

”肺”の症状がでているから、肺に異常がある…で、さらにもう一歩。

その異常を起こした原因はどこか?ともう一歩深く掘り下げるのがポイントだと思います。

 

自分で”肺”が弱ってると思った方へのオススメ養生法!

1つは乾布摩擦。

もう1つは鼻から息を吸った深呼吸。

これをすると肺の働きをフォローすることになります。

やってみて下さい。