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鍼灸治療においての”戦略と戦術” その3

2017.05.23

ここまでの話。


鍼灸治療においての”戦略と戦術” その1


鍼灸治療においての”戦略と戦術” その2


 


今回は鍼灸治療における”戦術”について。


戦術とは戦いに勝つための戦地で兵士の動かし方など、実行上の方策のこと。


ですから、鍼灸治療でいうと


 


「どこの経穴(ツボ)に鍼をするか」


ということになると思います。


身体を良くしようとする力、自己治癒能力を兵隊とすると、それをどこに振り分けるか。


それが、「どこの経穴に鍼をするのか」というわけです。


           兵隊のイラスト


例えば、患者さんが頭痛、胃の痛み、便秘、不眠といった症状があった場合。


頭痛に効くように、胃にも、便秘に…っとそれぞれに対して、効果がある筋肉や神経、経穴に鍼をする。


それそれの場所に兵隊を送る戦術をとったということです。


で、戦いの結果、頭痛は良くなった、胃は変わらない、便秘は…と評価をして、次はここに鍼をして…


とするわけです。


 


この戦術で勝つ戦いもあると思います。


ですが、私には効率的な戦術とは思えません。


当院のやり方は、病の本質を明らかにして少数鍼で治療すること。


先ほどのように頭痛、胃痛、便て、症状それぞれの関係性がある場合は、その大本の原因にアプローチをします。


例えるなら、兵隊をその1点に集中して攻めるわけです。


この戦術が功を奏した時、驚くような効果を発揮します。


また、失敗してよっくならなかった場合、その”戦術”が悪かったと明確にわかります。


ですから、”戦術”つまり使う経穴を変えればいいわけです。


 


少し話がズレましたが、鍼灸治療において”戦略と戦術”


大切なことが少しでも伝わればと思います。