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風邪の時の食事。東洋医学の知恵

2017.01.21

昨日は東京も激寒でした。


びっくりするほど寒かったです。


 


こう寒い日が続くと、”風邪”の症状に悩まされる方が多くいます。


当院でも風邪の症状で来院する方や風邪で高熱だから往診に来てほしい。


という依頼が多いです。


 


「風邪で鍼治療?」


 


と思う方が多いと思いますが、もちろん対応できます。


風邪に対する理論はAC.200年~210年に『傷寒雑病論』としてまとまっております。


これが凄いのは、現代の私でも”この本の通りだ!”と感じれること。


理論がしっかりしているから再現性があり、対応できるようになっています。


 


それに比べ西洋医学は”風邪”に対しての薬はなく、対症療法。


とりあえず抗生物質。熱には解熱剤。頭痛には痛み止め。咳止め…etc


といった具合です。


 


それは置いといて、今回は風邪の時の食事について。


患者さんに多くいるのは、


「風邪ひいて最初食欲がない。


 何となく、少し良くなったら食欲が出てきた!


 これはチャンス‼ 弱ってる体に栄養をあげなきゃ」


 


っと考えて、沢山食べます。


これよくありません‼


風邪が悪化する可能性大です。


また、発熱して苦しむ姿が想像できます。


 


では、東洋医学、鍼灸医学の立場ではどう考えるのか。


その答えは先ほど紹介した『傷寒雑病論』に書いてあります。


 


”薬(漢方)を服してしばらくたったら熱く薄い粥を一合ぐらい食べて薬の効果を助け…(中略)


 生ものや冷たいもの、ぬるぬるした物、肉や麺類、刺激物、酒や乳製品などは食べてはダメだよ。”


 


と書いてあります。


お粥も薬の効果を助ける目的なんです。


腹いっぱいにして栄養つけようって考えではありません。


また、肉や麺類など消化の悪いもの、身体を冷やすものはダメといっています。


これは消化するのにパワーを奪われ、風邪を追い出すパワーが減るからと考えられます。


 


上記のような物を食べていると、咳が残ったり、鼻水がいつまでも出たり。


中途半端な治り方をすることが多くある思います。


 


これが私がおススメする風邪の時の食事。


2000年たっても色褪せない知恵・医学です。