昨日は(一社)北辰会夏季研修会に行ってきました!
北辰会の夏季研修会は、毎年打鍼研修会ですが、今年からは刺鍼実技が解禁。
なので、今年は
「腹部打鍼術」「刺鍼実技」
この2本立ての夏季研修会でした!
今まで北辰会で刺鍼指導がなかったのには理由があります。
正しい刺鍼には、一定レベルの体表観察能力が必須だからです。
ですので、解禁と言っても受けるにあたりいくつかの条件がありました。
幸いにも私はその条件をクリアし、さらに12名限定の刺鍼中級クラスに参加できました!
午前中は座学。症例デモンストレーション講。
1つの症例を丁寧に問診。体表観察しつつ、藤本新風副代表が打鍼実技を目の前で見せて頂きました。
打鍼の一打ち、1打ちによって、みるみる腹部の状態が変化していくのがわかりました。
打鍼の後は、刺鍼について。
こちらはアニメーションを使っての説明で、どこにテンションをかけるか大変わかりやすいものでした。
午後は刺鍼実技。
まず、基礎的なトレーニングとして、
「こより作り」と「型物通し」
指の強さと、指先の感覚、鍼先の感覚、両手のコンビネーション。
これらを鍛えるのに適したトレーニングです。
次は3人組になって刺鍼練実技。
新風副代表に見て頂き、どこが足りないのかを直接指導してもらいました。
鍼を刺さない方の手(押手)で経穴を浮かし、鍼をしやすい状況を作る。
私は副代表に手を持って押手の作り方を教えて頂きましたが、自分の手ではないような感覚になりました。
この感覚を再現できるように毎日練習していきたいと思います。
他にも沢山の課題を持ち帰ることができ、大変勉強になった夏季研修会でした。