ここまでの話。
サボり癖がでて数日お休みしましたが、続きます。(笑)
今回は問本題に戻って、『暑邪・火邪』の特徴です。
3)暑邪の多くは湿を挟む
この「湿」とは「湿邪」の意味で、湿気や体にある余分な水を意味します。
この言葉には2つの意味が含まれています。
1つは、外気としての「暑邪と湿邪」のペア。
日本の気候は温帯湿潤気候または、冷帯湿潤気候に属します。
このように、日本の気候は湿気がの多い気候であり、特に夏にジメジメを感じる方が多いと思います。
日本の夏は、「暑邪と湿邪」が一緒になって体を襲ってくるわけです。
2つめは、外気としての「暑邪」と体内の「湿邪」のペア。
暑い日だと、自然と冷たい物を食べたり、飲んだりしてしまいますよね?
外が暑いと冷たい物をガバガバ飲み、供給過多により体が水を上手く捌けず「余分な水=湿邪」になってしまう。
このような事が起きてしまうのです。
この2つは悪循環を作ります。
暑くて冷たい飲み物を飲む。
すると、体に余分な水が溜まる。
外気には暑邪と共に湿邪が沢山ある。
余分な水があると、外気の湿邪と反応し、むくみ、体がダルい、手足が重いなどの症状がでてきます。
心当たりがある人もいると思いますが、暑くてジメジメする時。
水をガブガブ飲んでしまった時は、体にこんな変化が起きている時もあります。