
今日は二十四節気の冬至。
冬至に関しての過去の記事はコチラ。
日本には季節を感じる風習があって、昔の人は季節を楽しんでる感じがしますね!
楽しみながら季節や気候を感じ、その感覚を大切にしていたのだと思います。
東洋医学、鍼灸治療をする観点からでも季節や気候を感じることは非常に大切なこと。
先日の勉強会でもそのような話をお聞きしました!
東洋医学、鍼灸治療の考え方では冷え(寒邪)は”下”から襲ってくると考えます。
”下”を意味する場所は下半身を指し、足や腰を意味します。
ですから、この季節に治療をする時は…
「下半身は冷えの影響をどの程度受けているか。」
そんなことを頭に入れながら治療をすることが大切‼
北海道で治療をする先生は…
「十中八九、下に冷えがあるからまずそれを崩してから治療しなきゃダメだ」
なんておっしゃっていました。大変勉強になります!
暖房器具の中で生活をしていると顔ばかりが感じると思います。
顔ばかり温かく、足は冷えてしまう。
暖房器具での温めは”上”ばかりが温まってしまい、肝腎な”下”が温まりにくいのです。
それでは”下”から襲ってくる冷え(寒邪)には対策が万全とは言えません。
自分で出来る養生として、
・足を出す服装はしない
・ズボン下、レギンスを着用する
・足を使う運動を行う
このようなことで”下”から襲ってくる冷え対策をしてみてください。
冬至は春の始まりですが、まだまだ寒い日が続きます。
体調に不安を感じたら、まず鍼を。