
今日から二十四節気の冬至(とうじ)。
一年で一番昼間が短く、一年で一番夜が長い日。
太陽という「陽」の影響が弱く、夜という「陰」が極まる。
そして、この日を境に変わる。
極まった「陰」が緩やかに衰え、
刻々と「陽」の時間が伸びていく。
これを「一陽来復」(いちようらいふく)といいます。
太陽の影響が大きくなっていく初めの日。
だから、昔は一年の初めとしていました。
そして、なんと…
今年は月が満ちはじめる「新月」と重なる。
太陽が生まれる冬至と、月が生まれる新月。
この2つが重なる日を、
「朔旦冬至」(さくたんとうじ)といいます。
これ19年に1度の珍しい日。
今年も残りわずか。
忙しい年末ですが、大自然の流れを感じる心のゆとりを持ちたいものです。