
ここまでの話。
前回は年齢と共に下半身を中心としたバランスの崩れが起こる話をしました。
東洋医学・鍼灸では身体の先天的な力は下半身に蓄えられるとしています。
この先天的な力は何をするか。
身体の成長や生殖機能、排尿と関係が深く、年齢と共に衰えます。
そしてアンバランスが起きてくるのです。
例えるなら、健康な成人は正方形(☐)で上から下が均等。
先天的な力が弱くなり更年期になると逆三角形(▼)になる。
そんなイメージです。
下が弱くなり、上が相対的に強くなる。
ですから、更年期障害の症状として…
顔ののぼせ、めまい、動悸、吐き気などが出てきます。
次回は鍼灸でどのように治療をしていくかお話しします。