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暑さと東洋医学 その7

2018.08.03

ここまでの話。

暑さと東洋医学 その1

暑さと東洋医学 その2

暑さと東洋医学 その3

暑さと東洋医学 その4

暑さと東洋医学 その5

暑さと東洋医学 その6

 

今回も『暑邪・火邪』の特徴です。

 

4)火邪は生風・動血しやすい

 自然界は、空気が温められると上昇気流が発生します。

それと同様に、火邪の影響をうけると風が生まれます。

筋肉のけいれんや首のこわばりなどがおきます。

また、火邪が血に影響を与えると出血傾向になり鼻血や皮下出血、月経の出血が増えるたりします。

 

ここでいう「火邪」は外気の火邪です。

以前も話しましたが、外気に「火邪」が多くあることで、体内に「火(熱)邪」が反応します。

体内に「火(熱)邪」が沢山ある人はより反応してしまうので、上記の症状がでやすくなることもあります。

 

「暑邪・火邪」について細かく書くともっと書けますが、だらだらと長くなってしまうので次回まとめて最後にしたいと思います。